ゲートキーパー養成講座・キャリア支援

【平成２８年度の活動概要】

　平成28年度も、昨年度に引き続き、京都府委託事業、西宮市委託事業や自治体や各団体からの委託事業を通して多くのゲートキーパー養成講座を行う事が出来ました。
　自主開催では「自殺危機初期介入スキルワークショップ」を京都で開催しました。27年度から始めたセルフケア講座も他の講座との連携ができた一年でした。
　新たな取り組みとして社会的包摂サポートセンターが行っている「ワンストップ相談支援事業」、24時間のフリーダイヤル何でも相談＜よりそいホットライン＞に11月より協力を開始しました。

■兵庫県西播磨県民局　「出る杭大会」にブース展示で参加

4月7日(木）　ゲートキーパーについて啓発できるようパネル展示を行いました。
「でるたん賞」をいただきました！！

参加をきっかけにボランティアを始める方もおられ、ゲートキーパーの輪が広がっています。

■西宮市委託事業

昨年同様、７回の研修を委託事業として講座を行いました。
多くのお申し込みがあり、西宮市民の関心の高さに驚きました。

■京都府委託事業

京都府内の各地で、８回の「話の聴き方講座」、２回のステップアップ研修、２回の交流会を行いました。
何度も参加して下さる方もおられ、ステップアップ研修では遠方からのご参加が目立ちました。
京のいのち支え隊と一緒に行った交流会では、2年目とあり各団体の方とネットワークが築けました。

■その他の委託講座

本年度も、多くの市町村や団体から委託され、ゲートキーパー研修を行いました。
丹波市神楽小学校、兵庫県立播磨農業高校の生徒さんや兵庫県立総合衛生学院の学生さんなど
若い方にゲートキーパー研修を行う事ができました。また、PTA対象講座も行いました。
無邪気に見える子供たちや学生も、アンケートを見ると悩みがあり、この講座を受講して良かったというものが多数ありました。

■ゲートキーパーのためのサポート講座

サポート講座も少しずつ体制が整ってきました。（西宮市市民交流センターで定期的に開催。）
ゲートキーパーや心の支援に興味を持っている人、自分を整えたい人が、コラージュや色彩セラピーを通して定期的に集まる場を作ることができました。
無心に紙や色に向かううちに、心が軽くなるのは不思議ですね。